venerdì 31 maggio 2013

デカメロン - Decamerone



デカメロン
デカメロンは1349~51年にジョバンニ・ボッカッチョによって書かれた有名な作品です。そしてこれはイタリア文学においても大変重要な作品の一つです。
この作品は、黒死病と呼ばれた恐ろしい伝染病ペストが蔓延するフィレンツェの街から逃れ、近くの村での生活を余儀なくされた、3人の少年と7人の少女による10人のグループのメンバーが日ごと交替で語った物語という設定でボッカッチョによって書かれた100編の短編小説集です。そこでの生活とは、歌や踊りで遊んだり、教会へ行き神様に祈ることでした。そんな中で彼らは毎日集まり、たくさんの物語を語り合ったのでした。
毎日順番で彼らの内の一人がその日の王または女王となり、その王(女王)にはその日のテーマを決める権限が与えられました。

デカメロン

そして、王(女王)が選んだテーマにそって全員が物語を作り、語り合ったのです。それは10日間続き、やがて100編の物語になりました。デカメロンは創造力と独創性にあふれた、そしてまた豊かな娯楽性にも富んだ作品です。
読者に、並はずれに魅力的な1300年代の文明や文化の全貌を余すところなく語ってくれます。





in italiano

日本語訳 福島かほる



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