venerdì 25 ottobre 2013

L'anello (3) - Esercizi di italiano livello elementare per orafi



1. Completa scegliendo le parole 

Questo è un (1) ………… di vetro e ottone realizzato dall'(2) ………… spagnola Rosa Mendez. Per realizzare i suoi gioielli Rosa Mendez usa esclusivamente materiali poveri, soprattutto quelli (3) ………… e ama particolarmente lavorare il vetro . Su questo anello non c’è, infatti, una pietra, ma un (4) ………… di vetro di una vecchia finestra. Rosa Mendez ha tagliato il vetro in 3 sottilissime (5) ………… che poi ha sovrapposto e unito tra loro a (6) ………… Il vetro ha un'elegante forma (7) ………… ed è di un chiarissimo e trasparente colore verde-acqua. La lavorazione è accuratissima per un gioiello semplice ma di grande effetto. È un pezzo unico ed è fatto a (8) ………… 

(1) a. orecchino b. anello
(2) a. autore b. artista
(3) a. riciclati b. vecchi
(4) a. pezzetto b. lastrina
(5) a. lastrine b. pezzetti
(6) a. caldo b. freddo
(7) a. quadrata b. ovale
(8) a. a mano b. macchina

2. Come ha realizzato l’anello Rosa? Metti in ordine il procedimento.

..1..... ha fatto la fascia in ottone.
......... ha unito a caldo le lastrine di vetro.
......... ha tagliato il vetro in lastrine.
......... ha unito il pezzetto di vetro ovale all'anello.
......... ha sovrapposto le lastrine di vetro.

3. Trova l’infinito dei verbi usati nel testo.

  1. realizzato ______________
  2. usa ___________________
  3. ama __________________
  4. c'è ___________________
  5. ha tagliato _____________
  6. ha sovrapposto _________
  7. ha unito _______________

4. Trasforma i seguenti aggettivi come nell'esempio.


  1. sottilissime = molto sottili
  2. chiarissimo = molto .......................
  3. accuratissima = ..............................
  4. bellissime = ...................................
  5. preziosissimo = .............................
  6. semplicissima = ..............................


Lo sai che...

La forma perfettamente circolare dell’anello ha fatto sì che questo tipo di gioiello, presso tutti i popoli e in tutti i tempi, sia stato associato all'idea di eternità, impegno, unione e soprattutto di legame. Come già detto, gli antichi romani portavano gli anelli soprattutto al dito anulare perché credevano che in questo dito ci fosse una vena collegata direttamente al cuore, la vena del cuore,e che quindi portare un anello a questo dito significava sottolineare il valore simbolico del legame che rappresentava. Dai romani viene infatti l’uso di portare la fede matrimoniale all'anulare.

ご存知ですか?

完全な円形というそのフォルムから、このジュエリーは民族も時代も問わず「永遠」「契約」「結びつき」、そして特に「絆」という考え方と結びついていました。前述の通り、古代ローマ人達は指輪を主に薬指につけていました。何故なら、心臓から直接繋がった静脈「心臓の静脈」がこの指に通っていると信じていたからです。ですから、指輪をこの指にはめるということは、その指輪が表現していた「絆」の象徴的価値を強調する意味があったのです。事実、マリッジリングを薬指につける習慣は古代ローマ人が始めたものです。

L'uso delle foto per queste lezioni ci è stato gentilmente concesso dal sito s'il vous plait


Le soluzioni di questi esercizi sono in "Soluzioni esercizi BLOG" nel sito: www.studiamo.com





martedì 22 ottobre 2013

ナスタジオ・デッリ・オネスティ - Nastagio degli Onesti - 第三部


デカメロン(1349-1351)よりナスタジオ・デッリ・オネスティ
ジョバンニ ボッカッチョ (1313- 1375) 作


ボッカッチョは“Volgare*” と呼ばれた1300年代のイタリア語でデカメロンを書き上げました。ここでは、イタリア語中級レベルのみなさん向けに現代イタリア語で要約したデカメロンの中の物語のひとつ、ナスタジオ・デッリ・オネスティを掲載します。
*Volgareは、当時ラテン語に対しての俗語という位置づけでした。

Terza parte - 第三部 ( イタリア語へ )




ナスタジオは松林の中で見た一件に衝撃を受けましたが、やがてそれを何か自分の為に利用出来ないか考え始めました。そして彼は、翌週の金曜日に松林で大勢の招待客と宴を催すことにしました。トラベルサリ家の人々も招いて、もちろんそこには彼の愛する娘もやってきます。
そしてその日、夜が訪れ宴も終わりに近づいた時、ナスタジオが一週間前に見た件の出来事が再び幕を開けました。そう、あのかわいそうな女性の殺戮劇の一部始終です。それは大勢の招待客の前で繰り広げられ、今回も黒衣の騎士は事のいきさつを皆に説明しました。当然のことながら、その恐ろしい話に招待客達はみな衝撃を受けましたが、中でも一番恐怖におののいていたのは、ナスタジオが愛するあの娘でした。なぜなら彼女は、自分がナスタジオにしてきた数々のむごい仕打ちのせいで、自分も死後同じ目に遭うのではないかと怖くなったのです。その夜の出来事に驚き恐れおののいた彼女は、なんと2日後の日曜日にナスタジオとの結婚を承諾したのです!
その後、あの地獄に落ちた二人の永遠の死の狩りの話が街に広まると、ラヴェンナの女性達は皆、彼女達の愛する男性に対して今まで以上に優しくなったといいます。

第四部追記に続く
日本語訳 福島かほる

giovedì 17 ottobre 2013

ナスタジオ・デッリ・オネスティ- Nastagio degli Onesti - ( 第二部)


デカメロン(1349-1351)よりナスタジオ・デッリ・オネスティ
ジョバンニ ボッカッチョ (1313- 1375) 作


ボッカッチョは“Volgare*” と呼ばれた1300年代のイタリア語でデカメロンを書き上げました。ここでは、イタリア語中級レベルのみなさん向けに現代イタリア語で要約したデカメロンの中の物語のひとつ、ナスタジオ・デッリ・オネスティを掲載します。
*Volgareは、当時ラテン語に対しての俗語という位置づけでした。

Seconda parte 第二部 (イタリア語へ)

            5月の初めのある金曜の晩、松林の中を通り抜けようとしてたナスタジオはある娘が泣きながら裸で走っているのを見つけました。その娘の顔は絶望に満ちています。すると、その娘の後を2匹の犬と漆黒の馬にまたがる黒装束の騎士が追ってきます。その騎士は剣を振りかざし今にも娘に襲いかかろうとしています。それを見たナスタジオは何とか娘を守ってあげようと、仲裁に入りました。するとグイド・デッリ・アナスタジと名乗る黒衣の騎士はナスタジオにこう語ったのです。―はるか50年以上昔に、彼にはとても愛した女性がいました。ですがその女性は、彼の愛に応えてはくれませんでした。
そして彼は絶望のあまり自殺してしまいました。その少し後に彼が愛した女性も亡くなりました。生前彼女は黒衣の騎士に対する自分の冷淡な態度を悔いるどころか、自分への愛の為に彼が自殺したという事を喜ぶ始末でした。そんな罰当たりな態度をとった彼女と、キリスト教では決して贖罪される事のない自殺という道を選んだ黒衣の騎士は、二人とも死後地獄へ落ち、永遠の死の狩りという罰が与えられました。金曜日がくると、2匹の犬と黒衣の騎士はその女性を追いかけ、つかまえ、殺すのです。ですが彼女は生き返り、そしてまた同じ責め苦が繰り返されます。それは毎金曜日の晩に永遠に続くのです。追いかける黒衣の騎士と殺される女性に安らぎはありません。―
その娘を黒衣の騎士から救うことは出来ないと分かったナスタジオは、この場に居合わせたのも運命と、身の毛もよだつその殺戮劇に立ち会いました。

第三部に続く
日本語訳 福島かほる

mercoledì 2 ottobre 2013

ナスタジオ・デッリ・オネスティ - Nastagio degli Onesti - (第一部)


デカメロン(1349-1351)よりナスタジオ・デッリ・オネスティ
ジョバンニ ボッカッチョ (1313- 1375) 作


ボッカッチョは“Volgare*” と呼ばれた1300年代のイタリア語でデカメロンを書き上げました。ここでは、イタリア語中級レベルのみなさん向けに現代イタリア語で要約したデカメロンの中の物語のひとつ、ナスタジオ・デッリ・オネスティを掲載します。
*Volgareは、当時ラテン語に対しての俗語という位置づけでした。

Prima parte 第一部 (イタリア語へ)

ナスタジオ・デッリ・オネスティはラヴェンナ(エミリーア-ロマーニャ州の都市)出身の若い金持ちの青年です。彼は、貴族トラベルサリ家の美しい娘にぞっこんです。その娘の心を自分になびかせるために、ナスタジオは私財を注ぎ込んで何かにつけて宴や祭りを催しました。ですが娘はナスタジオの愛に応えるどころか、のらりくらりと彼の求愛をかわし、もてあそぶ有様です。そんな彼女の態度に気付いたナスタジオは、ある日、ラヴェンナの街を去りクラッセという近くの町に移り住む事にしました。
第二部に続く

日本語訳 福島かほる